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イップ・マン 序章

 
JUGEMテーマ:映画

久々に観た正調カンフー映画! ドニー・イェン、最高!

僕が子供の頃には、テレビでもジャキー・チェンの主演作を初めとするカンフー映画がたくさん放送されてて、それを楽しみに観てました。最近はそういう機会も減り、ちょっとカンフー映画が不足だったのですが、久々に正調のカンフー映画を観ました。『イップ・マン 序章』です。

武術が盛んな町・佛山で妻子と平和に暮らす詠春拳の達人・葉問(ドニー・イェン)。やがて日中戦争が勃発、そして、佛山も日本軍の占領下におかれ、家や財産も失った葉問は日本軍へ武術を教えるよう命令されるが、それを拒否したことで、日本軍に追われることとなる……というのがストーリーです。

とにかく、ドニー・イェンのカンフーアクションが素晴らしい。まあ、ドニー・イェンですから、当然といえば当然なんですが、それでもメチャメチャ格好良い。メイキングによるとドニー・イェンは詠春拳を未経験だったそうですが、猛練習して体得したとのこと。正直、そもそも詠春拳の形が分からないんで、そこは何とも言えないですが、とにかく葉問役に違和感はないです。

実はこの作品には続編があるんですが、日本公開は続編の方が先でした。この作品が公開されなかった理由は、おそらくストーリー全体に溢れる反日テイストでしょう。まあ、歴史ですから。それはそれで仕方ないと割り切って楽しみましょう。初期のカンフー映画では敵役が日本軍という作品も珍しくなかったわけで、そこも含めて正調のカンフー映画ということで。

それにラスボスとして登場する池内博之扮する日本軍将校は、悪役では有りますけど、矜持を持った悪役として描かれていて、それなりにカッコイイ悪役になってると思います。そこは日本への配慮かも知れません。池内博之もアクションはスタント使ってるでしょうが、頑張ってると思います。

アクションだけでなく、歴史的なドラマの部分も含めて、見応えのある作品だと思います。日本では先に劇場公開された続編の方も観たいと思います。ブルース・リーの少年時代も登場するらしいので、楽しみです!


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イップ・マン 序章(2008/香港)
監督:ウィルソン・イップ
脚本:エドモンド・ウォン
出演:ドニー・イェン、サイモン・ヤム
   池内博之、リン・ホン、ゴードン・ラム
   ルイス・ファン、シン・ユー、デニス・トー
   渋谷天馬 他
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at 13:00, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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アーリャマーン EpisodeI:帝国の勇者

評価:
¥ 1,452
Amazonおすすめ度:
こんな事が許されるのか…
無題
あまりにも出来すぎている。神懸かかっている。

 
JUGEMテーマ:映画


伝説のインド版『スターウォーズ』。パクリ? ショボい? いやいや、そこがこの映画の面白さだから!


この作品の感想で、「『スターウォーズ』のパクリ映画。見て損した」とか「全体の作りがショボくて面白くない」みたいなのを結構目にする。僕から言わせれば、「そんなの見る前から分かってたろ!」というか「むしろ、そういう部分をこそ面白がる為に見る作品じゃね?」と思うんだ。で、インド版『スターウォーズ』こと『アーリャマーン EpisodeI:帝国の勇者』を紹介したい。

ある惑星で修行を積むアーリャマーンは師匠ホーシンから、自分がアリアナ銀河の国王の息子であり、赤ん坊の時に義母の暗殺を免れる為、ホーシンの元に預けられた王子であるという、出生の秘密を聞く。やがて、アリアナ銀河を支配する義兄や義母、そして、悪に走った兄弟子と対決するというストーリー……とこうして、書いてみると、意外に『スターウォーズ』っぽくないかも。

主人公のアーリャマーンはスタローンとジャッキー・チェンを足してメタボ度をプラスして、オッサン的部分を増幅したようなルックス。インドの人気俳優らしいが、この辺の感覚の違いはお国柄か。旅のお供は、R2と3POを足したようなアンドロイド・トポ。ちなみにトポはR2のように序盤は電子音で喋るんだけど、後半になると、突然、普通に喋りだす。きっと改造されたんだな。

ラスボスっぽいのが、悪に走った兄弟子にして、アリアナ銀河の支配を目論む「労働組合」のボス・ナーラック。「労働組合」は誤字じゃないよ。字幕が間違ってる可能性はあるけど、ホントに「労働組合」って書いてあった。

さらに、アーリャマーンの義兄にして現国王のドルダールも悪役の一人。彼は生まれてすぐ、その禍々しい姿を見た国王が牢に幽閉し二十数年を鎖に繋がれて生きてきたキャラ。実の父に忌み嫌われるという悲劇的な生い立ちではあるけど、赤ん坊時代の彼の姿はなかなかエクストリーム。まあ、国王の判断もまあ仕方ないかなと思える説得力がちゃんと有る。彼の登場シーンは必見!

さて、見所いっぱい作品なんだけど、「EpisodeI」となってる通り、この1本では物語が完結しない。続編が日本でソフト化されてないのは大問題だよ!


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アーリャマーン EpisodeI:帝国の勇者(2001/インド)
監督:ディンカー・ヤニ
脚本:ムケーシュ・カンナ
出演:キラン・クマール、ディーパク・ジェティ
   マンヤータ・クラール 他
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【見所チェック!】
  • 『スターウォーズ』みたいだけど、なんか違う!微妙すぎるガジェットの数々。
  • 斬ったり刺したりではなく、叩いて殴り倒すように使うライトセーバーもどき。
  • アンドロイド・トポと「労働組合」の悪アンドロイドの激しいバトル!
  • 「なんか顔ついてね?」っぽいデザインのデススターもどき。
  • 「え!そこで終わり?」という衝撃のラスト!


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at 16:18, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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ヴィクティム

評価:
¥ 500
Amazonおすすめ度:
呪いか霊か、計画か

JUGEMテーマ:映画

「幽霊ホテル」と言われる場所に誘拐された男。だが、まるで人が変ったようになった男の姿に、刑事の男は疑問を持ち……。誘拐事件をきっかけに想像を絶する恐怖に巻き込まれていく人々を描いたサスペンス・ホラー。


これが「Gyao」に出ていた『ヴィクティム』の紹介文。これだと「想像を絶する恐怖」の正体がオカルト的なものだと思う人が多いんじゃないかな? ややネタバレ気味になるけど、実を言うと、この映画にはオカルト的な要素はほぼ皆無だったりする。

実際に最後まで見ると分かるのだけど、映画の中で描かれる事件には、一切、オカルト的な要素はない。しかし、映画の途中まではかなりあからさまにオカルト方向へミスリードしようとしていて、それはシナリオ的に必然があるので、まあ、良いと思う。問題は最後の最後、全ての真相が明らかになったクライマックスのところで、「あれ?ひょっとしてオカルト?」と思わせるようなシーンが描かれるのは、どうなんだろ? 作り手の意図がよく分からない。

ひょっとすると、オカルト方向で作っていく予定が、途中から企画が変更になったのでは?と邪推してしまう。この辺は香港映画にありがちな緩さだ。

「緩さ」と言えば、途中にある「びっくりパーティ」のシーンも微妙。シナリオの中でそのシーンの意味はあるっちゃある。でも、パーティの出席者が見てるこっちも引くくらいに、びっくりしてしまっていて、見てて「なんだこの気持ち」みたいなやるせなさを抱いてしまった。

そんな緩さを割り切れる、偏愛的香港映画ファンにとっては、レオン・カーフェイとラウ・チンワンの対決を存分に楽しめると思う。と言うか、この二人の対決っていうのは、さすがにド迫力の迫真の演技で見応えがあった。もう顔が怖い怖い。

緩さの中から突き抜けた何かがある。これぞ香港映画の醍醐味。


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ヴィクティム(1999/香港)
監督:リンゴ・ラム
脚本:リンゴ・ラム、ジョー・マ
出演:ラウ・チンワン、レオン・カーフェイ
   エミリー・クワン、コリン・チョウ
   スーキ・クワン、ジョー・リー
   ライ・ユーチョン 他
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at 11:38, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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悪漢探偵II

評価:
¥ 980
Amazonおすすめ度:
今の小学生にも強く勧めたい!

 
JUGEMテーマ:映画

やっぱり80年代の香港映画って最高だよなあ。と『悪漢探偵II』を見て、改めて思った。

『悪漢探偵』シリーズははサミュエル・ホイとカール・マッカ、そして、シルビア・チャンのトリオが織り成すアクションコメディで、香港映画史上最大のヒット作だ。にも関わらず、日本ではあまりヒットせず、この『悪漢探偵II』は劇場公開すらされなかった。

何で日本で受けなかったのかを考えてみると、作りの雑さが日本人の細かいところを気にする気質に合わなかったんじゃないかと思う。

確かに本作でも、一応、二つのマフィア組織の抗争に巻き込まれる3人というストーリーはあるにはある。でも、別に無くても問題ない。香港映画にはちゃんとしたシナリオが存在しないことは有名だ。この映画を見るとそれがよくわかる。多分、作ってる途中で監督のエリック・ツァンも最初の方の設定とか忘れてると思う。ストーリーなんてあってないようなものなんだ。

雑な作りの映画なのは言い訳できない。でも、考えてみて欲しい。例えば映画の中に10個の要素があって、そのうちの3個くらいが雑だったら、その雑さが気になって仕方ないと思う。では10個のうち8個くらいが雑だったらどうだろうか? 案外、雑さが気にならなくなるんじゃないか? これはそういう映画なんだと割り切れるんじゃないか? 事実、僕も最初は雑さが気になったけど、途中からその辺はどうでも良くなった。

冒頭の合体ロボも楽しい。田宮の工作シリーズみたいな安っぽいメカや、花火にしか見えないミサイルも楽しい。ツイ・ハーク扮する謎のFBIは設定自体が放送コードギリギリなのも楽しい。せっかく“和製ドラゴン”倉田保昭が出てるのに全くアクションしないのも、それはそれで楽しいじゃないか!

細かいことは気にせず、出てきたものを楽しめば良い! 香港映画最高!!


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悪漢探偵II(1983/香港)
監督:エリック・ツァン
脚本:レイモンド・ウォン
出演:サミュエル・ホイ、カール・マッカ
   シルヴィア・チャン、ツイ・ハーク 他
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at 18:31, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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明日の記憶

評価:
¥ 2,394
Amazonおすすめ度:
「いま」を生きる
永遠の器 【ネタバレあり】
明日の自分

JUGEMテーマ:映画

『明日の記憶』を見た。若年性のアルツハイマーを発症した渡辺謙扮する広告代理店の営業マンと、樋口可南子扮する妻の物語。先に感想から書くと、悪くない。でも、何か惜しい!という作品。

正直、開始10分くらいで泣きそうになってしまった。なんと言うか、そこに感じたのはある種の“恐れ”だったと思う。もし、自分がこの主人公のようになってしまったらどうしよう?という恐れだ。

若年性のアルツハイマーをテーマにした映画っていうと韓国映画『私の頭の中の消しゴム』を思い出す。主人公が男性であり、より自分に近いと感じられる分だけ、『明日の記憶』の方が感情移入度は高かったように思う。

二つの作品を並べて話を続けると、『私の頭の中の消しゴム』に比べて病気が判明するのが早い。開始数分でアルツハイマーが進行し始める描写が始まる。興行上の尺の問題もあるのかも知れないが、もう少しじっくりと描写を重ねた方が、病気が判明した時により説得力ある落差を描けたのではないだろうか?

監督が堤幸彦だということを、観終わるまで知らなかったのだけど、そう言われれば、堤監督らしい演出も何箇所かあったと思う。街中で主人公を中心にカメラが周るシーンとか、会社を出て行く時に見る幻覚とか、ただ、あれはちょっと恐れを煽りすぎなんじゃないだろうか? 渡辺謙の迫真の演技がさらにそれを加速してるようにも思う。

そうやって煽った恐れをどこに着地させるか? こういうテーマの作品はそれが最大のポイント。『私の頭の中の消しゴム』は「それでも忘れないものものある」という形で希望を描いて着地した。本作はどうか? おそらく「全てを受け入れる」という形で希望を描こうとしたように思うが、序盤から中盤にかけての恐れの描き方が強烈すぎて、どうも上手く着地できていないように思う。

序盤、中盤で何度か泣けた。最後に違う形で涙したかった。なんだか惜しい!



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明日の記憶 (2006/日本)
監督:堤幸彦
原作:荻原浩
脚本:砂本量、三浦有為子
出演:渡辺謙、樋口可南子、坂口憲二、吹石一恵
   水川あさみ、袴田吉彦、市川勇、松村邦洋
   MCU、遠藤憲一、木野花、木梨憲武、木崎茂之
   及川光博、渡辺えり子、香川照之大滝秀治
   田辺誠一 他
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at 16:19, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

評価:
¥ 3,701
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 DVDへの感想
Blu-rayも発売決定。
次は映画館で。

大学生の頃、ちょうど『新世紀エヴァンゲリオン』が大ブームになりました。僕は熱狂的とは言わないまでも、それなりに『エヴァ』の影響を受けたと思います。それから10年と少々、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を紹介します。

“セカンド・インパクト”と呼ばれる大災害後の世界で、“使途”と呼ばれる正体不明の存在の脅威にさらされた人類。特務機関NERVの総司令官・碇ゲンドウは“使途”に対抗するべく開発した汎用人型決戦兵器“エヴァンゲリオン”のパイロットとして息子・碇シンジを招集する……というのが、この物語のスタートです。単なる巨大ロボットのバトルアニメとしても面白い作品ですが、登場人物たちの内面の葛藤を描いたドラマと、謎が謎を呼ぶストーリー展開で一大ブームを巻き起こしました。まあ、今更、僕が言うまでもないですね。

さて、この劇場版では、アニメシリーズの第6話までをベースに映画化しているんですが、絵は全て書き直しているらしいです。確かにキレイになってます。ストーリー的にも変更があり、これは単にダイジェストにしたということではなく、設定レベルで結構大きな変更が入ってます。この段階でNERV本部の最深部に……これはネタバレになるので、見てのお楽しみということで。

感想としては、シンジがエヴァに乗ることになるところから、クライマックスのヤシマ作戦まで、1本の映画としてキチンとまとまってます。単なるダイジェストじゃなくて、この作品から『エヴァ』に入っても十分に付いていけると思います。まあ、相変わらず謎だらけで難解ではあるんですけどね。

僕の好みで言うと、この1作目で描かれているところは、テレビシリーズの頃から、どうも辛気臭くて、ちょっと苦手でした。どっちかと言えば、アスカの登場から「男の戦い」の途中までが、ロボットバトルアニメとして面白くて、僕は好きなんですよね。それは次作の『破』を楽しみにさせてもらいましょう。

で、この映画を見終わって、僕が真っ先に思ったのは、富野監督の『新訳Z』はこういう映画にして欲しかったなあ。ということでした。


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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (2007/日本)
総監督・原作・脚本:庵野秀明
監督:摩砂雪、鶴巻和哉
出演(声):緒方恵美、三石琴乃、山口由里子、
      林原めぐみ、立木文彦、清川元夢、結城比呂
      長沢美樹、子安武人、麦人、関智一
      岩永哲哉、岩男潤子、石田彰 他
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at 00:55, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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X-MEN

評価:
¥ 590
Amazonおすすめ度:
見るとハマります。
誰が何と言おうと、X-MENはおもしろい!
教えてほしい、、

実を言うと、僕は高校生の頃から所謂「アメコミ」にハマりまして、今では読めもしないのに原書を買ってしまうアメコミファンなのですが、そんな僕が最初にハマったアメコミが『X-MEN』でした。今回はその映画版を紹介します。

ミュータント。それは遺伝子的突然変異によって、生まれながらに超人的な能力を持った人類。しかし、その存在に危機感を抱いた人間たちは彼らを合法的に迫害する為の法案の立法化を検討していた。そんな人間たちに対して平和的な共存を求めるプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)率いる“X-MEN”と、ミュータントの自己防衛の為にテロという手段も厭わないマグニートー(イアン・マッケラン)率いる“ブラザーフッド”。物語はこの両者の対立を縦糸に描かれていきます。

この両者の究極的な目的というのは「ミュータントが生存していける社会を作る」という部分で共通するわけです。その実現の為に「人間との共存」を選択したのが“X-MEN”であり、一方で「人間との闘争」を選択したのが“ブラザーフッド”なわけです。だから、単純に“X-MEN”=善、“ブラザーフッド”=悪という図式が成立するわけでもなくて、これは主義とか思想の相違による戦いなんです。

アメコミって一昔前だと「勧善懲悪」の代名詞みたいに使われることも多かったんですけど、実際に読んでみるとそんな単純なものでもないです。『X-MEN』における「人間によるミュータント差別」っていうのは「人種偏見」のメタファーになってるわけです。で、この映画でもそういう部分は前述の通りに描かれてるんですけど、そのせいで作品自体の雰囲気が、ちょっと重いのが気になります。原作の『X-MEN』は重いテーマを抱えながらも、ユーモアと憎まれ口を忘れない軽妙なやりとりが魅力の一つだと思うんですけど。

原作ファンとしては「何であのキャラが出てないんだ!」みたいな不満はありますが、SFXアクション映画としても人間ドラマとしても合格点の映画です。


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X-MEN(2000/アメリカ)
監督:ブライアン・シンガー
脚本:デヴィッド・ハイター
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
   イアン・マッケラン、ファムケ・ヤンセン
   ジェームズ・マーズデン、ハル・ベリー
   アンナ・パキン、タイラー・メイン、レイ・パーク
   レベッカ・ローミン・ステイモス
   ブルース・デイヴィソン 他
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at 00:00, Zhi-Ze(ジーズ), ア行

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アット・ファースト・サイト(あなたが見えなくても)

アーウィン・ウィンクラー,ロブ・コワン,スティーヴ・レビット
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【邦題だけが残念賞】

実話を元にした日本未公開の作品で、何度か深夜映画で観た事はあったのですが、真剣にじーっと観たのは今回が初めてでした。

建築デザイナーのエイミー(ミラ・ソルヴィーノ)は休暇で訪れた温泉で、盲目のマッサージ師ヴァージル(V・キルマー)に出会い、彼の持つ不思議な【視力】と感性に惹かれ、恋に落ちる。ただ毎日、スクールバスに乗って温泉街へ通う、彼の毎日。『もっと、広い世界を見て、感じて欲しい』エイミーは自分が探し出したNYの医師に、彼の手術を依頼し、彼をNYへ連れ出す計画を立てる。

『今まで何度となく同じ事を繰り返して来た。何度やったって結果は同じ。もう彼を苦しめないで』彼の妹の言葉に苦しみながらも、エイミーは彼をNYへ連れ出し、ヴァージルは医師の『今より悪くなるわけじゃない。どうせ失うものはないだろ』という言葉に動かされ、手術を決意するが ───


盲目に【なってしまう】でもなく、盲目【である】という話でもなく。盲目から、視界の広がる世界へ。ヴァージルは視力が戻ったのではなく、視力を手に入れた、というところが不思議な感覚でした。生まれてから目が見える事が当然のように捉えている私には、彼のとまどいが最初受け入れられませんでした。

周囲の人間にもその彼の戸惑いは伝わらず、彼の苦悩は募ります。『視力は、たびたび君を騙す』『真実か真実でないかを見分けるのは結局のところ本能だ』というカウンセラーの言葉によって、混乱は増すばかり。

健康であればとか、五体満足であればいいだとか、良くありがちな台詞ですが、幸せもやはり人それぞれで、必ずしも今他人から見て不自由であると見える部分が自由になったからといって、それが本人にとっての自由とは限らないという事を突きつけられた感じがしました。

『見えなかった頃より、君が他人に思える』

疲れ切ったエイミーに語りかけるヴァージル。
お互いの思いがすれ違って行く、切ない場面。

勝手に盛り上がって手術をさせておいて、きちんとその後の混乱などについて調べもせず、ただ疎ましく感じ始めたように見えたエイミーの無責任さには、腹が立ちました。

その後、彼は視力を再び失い元の生活へと戻って行くのですが、ラストの【物事の本質に迫るには結局、心で捉えるしかない】という彼の言葉が、強く印象に残りました。


主演のヴァル・キルマーは、なんとなくおっとりした感じの青年で、純朴ないい感じではあるのですが、【トゥーム・ストーン】で見せた死にかけの顔色の悪い状態がどうしても私の中で拭いきれず、特にヴィジュアル的には何もない感じ。ミラ・ソルヴィーノは、この人どっかで見たよなぁ‥と思っていたら!【ノーマ・ジーンとマリリン】の彼女ではないですか!眉の書き方がすごく素敵です。美人です。但し、個人的にはマリリン役はアンジェリーナ・ジョリーにやって欲しかった‥。という余分な感想。

ついでに言わせてもらえば、邦題の【あなたが見えなくても】に強い違和感を覚えました。センスのない邦題なんてゴマンとあるのですが、いい映画だけに、どないやねんこれは‥といった感じです。 そこだけがとっても残念賞。


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アット・ファースト・サイト (1998/米/ワーナー)
監督:アーウィン・ウインクラー
脚本:スティーヴ・レヴィット、アーウィン・ウインクラー
   ローブ・コーワン
原作:オリヴァー・サックス
撮影:ジョン・シール
音楽:マーク・アイシャム
出演:ヴァル・キルマー、ミラ・ソルヴィノ
   ケリー・マクギリス、スティーヴン・ウェバー
   ブルース・デイヴィソン、ネイサン・レイン 他
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at 00:00, mayuki, ア行

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エリザベスタウン

¥ 995
Amazonおすすめ度:
素晴らしい音楽で彩られた映画
わたし・・ おとうさんに・・ 似てる?
赤い帽子

【退屈でまとまりのない、でも生きる勇気を与えてくれる映画】

シューズ会社に勤めるドリュー(オーランド・ブルーム)は新しい靴のデザインの制作を担当。『魔法の靴』と銘打って市場へと送り出した。ところが、時代は彼を受け入れなかった。次々と届く返品のトラック。社長に呼び出され、損害額が10億ドルだと知らされた後、『世紀の大失敗』の作者を待つ記者達のもとへ行け、と告げられる。解雇と、屈辱、クリエイターとしての存在を完全に否定された状態になってしまったドリュー。

8年間、靴だけを毎日作り続けてきた。僕は、一体何のために生きて来たんだろう ──
家中の荷物を全てマンションの脇に捨て去り、ドリューは自殺を決意する。
その時に鳴った一本の電話 ── 父が、亡くなった。


正直、最初からムリがある映画です。
まず10億ドルもの損害が出た事が一個人の責任というのはどう考えてもおかしい。
でも、そういう事もあるのかなぁ、そんなものかぁ、と思いながら観る。予告編で父と子、親が自分に託してくれたもの、みたいな。そんな雰囲気が前面に押し出されていたのでどうしてもそこを期待して観てしまいました。

ところが、これはラブストーリーだったのです。明らかな。
父が亡くなったエリザベスタウンへ向かう飛行機内で出会ったローカル線のフライト・アテンダントのクレア(キルスティン・ダンスト)。彼女との出会いが、彼を変えていく、という。

クレアはもう初対面からドリューに夢中。(むしろロックオン状態、が的確)あれやこれやと策を練って彼に近づこうとします。まるで4コママンガのようなアプローチですが、気持ちは分かる。分かるぞ横山!そしてドリューは、少しずつクレアに心を開いて行きます。

『もう、寝ましょう』

『そうだね』

『でも、こうなったらいっそ徹夜を』

『車でたった45分の距離よ』

『一緒に朝陽を見ない?』

お互いに携帯電話を持ったまま車を走らせて、顔を合わせても、まだ切らない。
海岸でのそんな場面は、なんだか現代っぽい感じが漂っていてすごく親近感を覚えました。絶望と、孤独感。クリエイターとしての自己否定。そんな中で自分を想い慕ってくれる存在というのは、非常に心強いだろうなぁ、と感じました。

確かに、父の葬儀絡みで出会う人々も彼の心を癒してはくれるのですが、なんかそれはどうでもいいような、どっちやねん、というような。その割には脇役っぽい人達のワンシーンワンシーンを長く描きすぎていて、うーんと唸る、という。おかしいなぁどうも。と思いつつ、いつになったらジーンとするのかなぁ‥と待ちくたびれた状態で後半に突入。

やはり、前半よりはマシなもののなんかダラダラしている‥大丈夫なのか??と思った瞬間。 ラスト何十秒かで、ハッとしました。今までの自分の人生の中でのどこか否定的だった部分がバサッといくつか同時に肯定されたような気分になりました。すごくいい言葉が織り込まれています。グっと来ました。むしろ原作の小説のようなものがあれば読みたい。そう思います。

そして、私がこういう感想を持つ映画というものは、何故か世間からは絶賛の嵐を浴びる率が非常に高い。なので、むしろオススメかも知れません。


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エリザベスタウン (2005/アメリカ/UP)
監督:キャメロン・クロウ
脚本:キャメロン・クロウ
音楽:ナンシー・ウィルソン
出演:オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト
   スーザン・サランドン、アレック・ボールドウィン 他
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頭文字<イニシャル>D THE MOVIE

評価:
¥ 1,963
Amazonおすすめ度:
純粋に面白かった
許せる範囲
不朽の名作を実写。高橋Rは偉い!(^^)!

僕は香港映画が大好きなんですが、ひょっとしたら香港映画を見てて、ちょっと悔しい気持ちにさせられたのは、これが初めてかも知れません。と言った書き出しで『頭文字<イニシャル>D THE MOVIE』を紹介しましょう。

高校生・藤原拓海(ジェイ・チョウ)は、父・文太(アンソニー・ウォン)の営む豆腐屋の配達を愛車・ハチロクで手伝ううちに、卓越したドライビング・テクニックを身に付けていた。配達中に中里毅(ショーン・ユー)のGTRと遭遇したのを皮切りに拓海は高橋涼介(エディソン・チャン)らストリートの走り屋たちと勝負することになる……と言うのが、冒頭のストーリーです。

高橋啓介が出ていないなど、保守的な原作至上主義者からは明らかに受け入れられないくらいには、ストーリーはいじられてます。おまけにそのいじった後のストーリーに関しても、まあ、かろうじて平均点くらいの出来でしょう。しかも、拓海となつき(鈴木杏)の関係が「え? そこで終わるの?」という中途半端なトコまでしか描かれていないのも不満です。どうせ、原作をいじるなら、そこは綺麗にまとめる方向もあったろうに……残念です。

ただ、それでも原作ファンに対しても、敢えてこの映画をオススメします。ダウンヒルをドリフトで疾駆するハチロクは極めて原作に忠実です。アレを実写で観る価値は十分にあります。“慣性ドリフト”も“溝落し”もグレートです。

この映画は日本が舞台です。ロケ地も役名も出てくる小道具まで全部日本。にも関わらず撮ってるスタッフや出演者も鈴木杏らごく一部を除いてほとんどが香港と台湾。これが冒頭に書いた僕の感じた「悔しさ」です。

この映画の制作費くらいの予算は日本映画でも十分に捻出できる範囲だと思うし、撮影許可だって現におりてるわけだから、少なくともそういった条件面でこの映画を日本映画として撮れない理由はないと思います。だったら、この映画は何故に日本映画ではなく香港映画として作られて世に出たのか? 多分、ここに日本映画がもう一つ面白くなる為の「何か」がある気がします。


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頭文字<イニシャル>D THE MOVIE (2005/香港)
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
原作:しげの秀一
脚本:フェリックス・チョン
出演:ジェイ・チョウ、鈴木杏、エディソン・チャン
   ショーン・ユー、チャップマン・トウ
   ジョーダン・チャン、リュウ・ケンホン
   ケニー・ビー、アンソニー・ウォン 他
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